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深澤英之トレーナーお悩み解決サロン #3

深澤英之トレーナーお悩み解決サロン #3

皆さん、こんにちは!株式会社ルートヴィガー代表の深澤英之です。2023年もすでに6月を迎えます。5月の私の仕事の大半は、高校野球に携わることでした。現在、私の母校でもある「相洋高校」にトレーナーとして選手たちのフィジカルやメディカルの分野を担当させてもらい、9年が経ちました。夏の甲子園出場こそありませんが、2020年の神奈川独自大会で創部初の準優勝に輝き、この春は神奈川県大会において「横浜高校」「東海大相模」を撃破して準優勝!(慶應義塾にはボコボコにされましたが)

そして23年ぶりとなった関東大会では、作新学院を倒しましたが、準々決勝の専大松戸には4-5と惜敗してしまい、ベスト8までという結果に終わりました。それでも、この春の大会で得た経験値を活かし夏の甲子園、そして全国で勝つためのチーム作りを残りの3か月で徹底して取り組んでいこうと考えています。

さて、本題に入りますが、今回何故このような前振りをしたかと言いますと、今月の質問事項が「スポーツトレーナー」に関することだったからです。それでは、今月のQ&Aにいってみましょう!

Q:スポーツトレーナーが活躍できる場所は、スポーツチーム以外にもありますか?
A:はい!もちろんです。「スポーツトレーナー」=「スポーツチーム」ということではありません。現在の日本の状況で言うと、スポーツトレーナーという確立されたライセンスはありません。プロスポーツの現場でも、トレーナーとして働く人の所持しているライセンスは「鍼灸師」「あん摩・マッサージ・指圧師」「柔道整復師」「理学療法士」「日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー」「NATAのATC」などです。これらの人たちが、それぞれの得意分野において担当部署で活躍しています。また、これらのライセンス保持者が、チームには所属せず一般的な治療院やトレーナー活動を行っている治療院などで活躍されています。つまり、どこに所属していても自分自身がスポーツに関わる現場で活動していくことを実践するならば誰にでもできるということです。但し、治療院に所属する場合には、その治療院がトレーナー活動を行っていく方針かどうか?実際に行っているかどうか?の見極めは大事です。

Q:スポーツ経験が少なくてもスポーツトレーナーになれますか?
A:はい!これも、もちろんです。スポーツトレーナーを目指すのにスポーツの経験があるか?ないか?は重要ではありません。但しスポーツトレーナーを本気で目指すならば、スポーツ経験より、自分が携わっていきたいスポーツを徹底して研究し理解度を高めなくてはなりません。極端に言うと携わりたいスポーツを本気で好きになれるか?愛せるか?ということです。トレーナーの仕事は、自分の仕事を相手に押し付ける仕事ではありません。どちらかと言うと、選手のためにできることを徹底して行う仕事です。わかりやすく簡単に言うと「人のために頑張る仕事」ということです。スポーツトレーナーは、自分の知識・スキル・テクニックを磨き続け、その能力を選手のために惜しみなく使い、結果として選手が頑張ってくれたことに喜びを感じる仕事なのです。
ですから、スポーツ経験よりも人の活躍に喜びを感じたいと思える人なら誰でもスポーツトレーナーになれるのです。これは、スポーツトレーナーだけの話ではなく、一般の治療院で働く従事者にとっても同様です。患者さんの喜びのために一生懸命施術するということが、我々に求められることなのです。


どちらにしても、自分自身が「こうなりたい」という強い気持ちを持ち、それを継続していくことが大切です。東洋医学にしてもスポーツトレーナーにしても、この仕事で人のために努力するんだ!という思いがとても大事な職業なのです!頑張ってください!

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