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深沢ブログ「しなやかに!#5」を更新しました

深沢ブログ「しなやかに!#5」を更新しました

最近は、地球規模で色々な事象が起こっており、これも人間たちが勝手気ままに生活している影響なのでしょうか?地球温暖化、天変地異、ウイルスなどなど、どれも関係がないとは言えないような気がしてなりません。東洋医学でも天文学的な思考や生物学的な思考も入ってくる医学だと思いますから、私個人としては他人事には思えないと感じています。


まあだからと言って、一人騒いだところで何が変わるわけではありませんので、私は私なりに自然の中でできることを精一杯やって生きていこうと思いますし、自分の好きなスポーツやこの仕事に全力で立ち向かっていこうとすることしかできません。1989年頃の日本人の平均寿命は女性が81.77歳、男性が75.91歳だったのに比べこの12年の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.77歳まで伸びているそうです。

人生100年時代は、本当に近くまできているのではないでしょうか?人間の寿命が延びてきているのに対し、地球規模の自然現象で考えると地球の寿命は逆に縮んできているのかもしれません。学者さんたちの研究では、地球はあと10億年~23億年もつと言われているようですが、この数字にはかなりの開きがありどこまでが本当なのか私にはわかりません。


ただ、人間も地球も生命が存在する限り終わりを迎えるということは確かだと思います。そしてまた新たな生命が生まれてもくるのではないでしょうか?冒頭からわけのわからないことを書き綴ってきましたが、今回私がお話したいのは「今を一生懸命生きよう」ということです。人間には人それぞれの考え方があり、道義的に道を誤っていないのであれば、どのような生き方をしても良いとは思っています。

ですから、これは私自身の考え方であり皆さんに強制・強要するわけではありません。しかし、自分が生きてきた50数年(もう少しで60年になってしまいますが・・・)で得た経験の中で、中途半端に取り組んできたことに対して出せた答えは一つもありませんでしたし、成果という結果に行き着けたものも一つもありませんでした。結局、自分の中で得た経験や結果として自身が納得できる答えを出せたものを振り返ると「本気で一生懸命取り組んできたこと」だけだったのです。

結果ということを書きましたが、これは決して「成功した」というものばかりではありません。結果として上手くできなかったこと失敗したことも多くあります。しかし、先にも書かせていただいたように「自身で納得できる」という部分での結果ということです。私は、子供の頃から好きな野球に没頭し下手くそなりに努力し続けてきました。その結果として得たものは大学4年まで野球を続けることができたこと、レギュラーとして試合に出るまでに成長できたということです。

また大学の二部リーグとはいえ、優勝に貢献でき一部昇格の原動力になることもできました。自分で言うのも変ですが、本当に下手くそだった私が大学野球で活躍できたという結果は、良い方の結果ですがやはり「一生懸命努力し続けた」という行動があったからです。それでももちろんエラーもしましたし(大事な場面で)三振もたくさんしました(これも大事な場面で)。しかし、それはあくまでもその場での結果であり、全体を通してみれば試合の中の一部分でしかありません。


もちろん、大事な場面でミスをしてしまえば流れが変わり自分たちの思うような試合展開には持ち込めず、苦しい状況に立たされてしまいます。でもミスをしてしまったことより、そのミスの後にどのような態度や行動をとるかということが重要で、前を向いて本気で行動すればもう一度流れを引き寄せることもできますし挽回することも可能になるのです。諦めずに必死に取り組むことで良い結果に変えていけるということもできるのです。


また東洋医学の資格を取ってトレーナーという職に就いてからも、上手く治療することができず選手を試合に復帰させてあげられなかったことも多くありました。ただし、施術する時には必死な思いで一生懸命取り組んできました。それでもうまくできなかった原因を追究し、決して失敗を無駄にしないように取り組んできたことは間違いありません。今現在も一般の患者さんの苦痛を取り除こうと努力し続けています。


このような現在の東洋医学としての施術においても、野球の試合の時のミスと同様に「うまくいかなかったことを後悔するのではなく、うまくいかなかった後にどのような行動をするか?」で、将来の結果が変わっていくのです。「良い結果を出したい」というのは全ての人の心の中にあるものだと思います。その「良い結果を出せるようにする」ためにも一番大切なことは、常に「今を大切に一生懸命に行動する」ということなのだと私は思います。


我々の会社「ルートヴィガー」で働いてくれている若いスタッフたちも患者さんを想う心は強く「なんとかしたい」「良くなって欲しい」と、いつも考え活動してくれています。ただ、その想いと責任感が強いせいか「今すぐに答えを、結果を出さなくてはいけない」と考えてしまうようです。ですから私はいつも彼らに対して「なんとかしたい、良くなって欲しいという想いは大切だけど、その想いと今日行った施術の結果が直結してすぐに答えが出ることなんて、そうそうあることじゃないよ。」と言っています。

「でもそういう想いを大切にして、患者さんのために一生懸命・必死に努力と行動を続けていければ、その答えは必ずいつか出てくるよ」とも言います。患者さんのために必死に一生懸命、努力を継続するということは「どうしたら良くなるのか?」「自分の知識、技術で足りないものはなにか?」「自分の見立てに、自分のプランに問題がないのか?」などといった疑問から始まり答えを手繰り寄せようとする思考と行動が行われることなのです。

このような考えや行動を継続することで、人は結果を出しやすくなっていくのです。だから常に「一生懸命・必死に」ということが大切なのです。中途半端に取り組んで、途中で投げ出すことがあったとしたら、それは必ず後悔になります。今すぐ結果が出なくても試行錯誤しながら取り組んでいけば、最終的には良い結果にたどり着けるのです。だからこそ、皆さんも目の前にある結果ばかりに捉われるのではなく、将来的に成功に結びつけられるよう一生懸命生きて欲しいのです。

そして、うまくいかないことから、失敗から多くを学び成功へとたどり着いていけるようにするために疑問を持って自信や確信に変えて自分を高めていく、その考えや行動がこのブログのテーマとなっている「しなやかに」という「しなやかな考え方と行動力」へと繋がっています。ただ柔軟に考えようということではなく自らの体験、経験から根拠のある「しなやかさ」を目指してください!


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