湘南医療福祉専門学校

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深澤先生ブログ「Vital energy fiow#10」を更新しました

深澤先生ブログ「Vital energy fiow#10」を更新しました

皆さん、明けましておめでとうございます。2021年を迎えました。昨年の年明けから広まり始めた「新型コロナウイルス」は、結局去年一年間を苦しめましたが今年もその影響は続いていくのだと思います。


世の中が初めて世界的規模で経験した「新型コロナウイルス」ですが、これにより様々な生活様式の変化が生み出されたものの、ウイルスとの共存の難しさを感じた一年でもありました。それでも人類は立ち止まるわけにもいきません。どう向き合ってどう行動していくのか?ということが問われる一年になるのではないでしょうか。


うがい・手洗い・マスク着用・換気・消毒・体温管理・集団行動の在り方など、当初は面倒と思われたことも、これらを行うことが当たり前の日常になってしまえば、面倒なことではありません。またこのような行動を徹底したことによって「インフルエンザウイルス」の蔓延を例年より抑制できているという良い結果も生み出されているのです。


それでも、感染が拡大している現状を考えれば「個々の意識の低下」が根本にあるように思います。新たな生活様式を日常化させることは大切ですが、悪い意味での慣れが出てきているように感じます。ここはもう一度初心に戻って、適切な対応を真剣に慎重に取り組んで実行していくべきではないでしょうか。


私たちは東洋医学の従事者であり、ある意味医療従事者でもあります。私たちが率先してコロナウイルス対策を徹底して指導・実践していくことで、世の中の感染拡大を防ぐ手立てにもなると思います。実際の活動の中では、来院された方々に手指の消毒、不織布マスクの着用、検温を実行していただき、環境整備として室内の加湿・換気・ソーシャルディスタンスを徹底しています。


たったこれだけのこと、でも現実的に感染者は出ていません。やるべきことを理解して徹底できればかなり高い確率で防ぐことができているのです。私たちは、施術の中で鍼を使用するケースが多くあります。だからこそ徹底した対策が必要になるのです。そして必要以上に怖がることもありません。医療従事者の一人として正しい知識を持ち、模範となる行動をとっていけば怖がることはないのです。


私たちは普段、患者さんたちのために色々なアプローチ方法を駆使して施術にあたっています。「良くなってもらいたい」「元気になってもらいたい」「健康的に活動的になってもらいたい」そんな思いをもって接しているのですから、コロナウイルスに対しての対策を実行することも施術のうちの一つになると思います。

このような世の中を一刻も早く終息させ、新たに元気な一歩目を踏み出せるようにしていくためには、私たち東洋医学の従事者が鍼灸治療やマッサージ治療などの施術力だけを高めるのではなく、人としてウイルス対策を実行して多くの人たちを引っ張っていかなくてはならないのだと思います。



そしていつの日か、鍼灸治療がウイルス対策に効果的であるという実績を作れると良いと思います。みなさん、もう一度自分自身の行動や考え方を振り返ってみましょう。自分は医療従事者の一人として、適切な思考を持ち行動することができていたか?もしできていないのであれば、直ぐに改めて模範になりましょう。できている人は、今まで同様に徹底して継続してください。

そしてまた、明るい世の中を取り戻していきましょう!今現在の私の2021年への願いはこれだけです。


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