深澤先生のブログ「夢に向かって#6」を更新しました!

2019年11月11日(月)

2019年も早いもので、甲子園大会も終わり秋に入ってきました。毎年言っていますが、この時期になると私はとても寂しい気持ちになってしまいます。何故か?って・・・今年もあと僅かで野球シーズンが終わってしまうからです・・・

ただ、今年の個人的な楽しみは母校「相洋高校」が来春のセンバツ目指して、秋季大会に臨むという目標にあります。正直、今までのチームは夏の大会までに可能な限りチーム力を上げていくことをテーマにしていたので、秋の大会も翌年の夏に向けてという方向性しか考えてきませんでした。

しかし、今年のチームは来年三年生になる選手たちが入学してきた時から「この秋、来年の夏」という目標が確立されていたので、とても楽しみな時期を迎えられているということです。そう簡単にいかないのが神奈川県ですが、今夏に宿敵「東海大相模」に敗れた悔しさを思う存分にぶつけて欲しいと願っています。

まあこのように「私の夢に向かって」は、相も変わらず野球一色です!そんな夢に向かっていく中で、東洋医学はとても重要な役割を示してくれています。

ここ数年、高校野球の世界では「投球数の制限」が話題に上がっています。過酷な暑さとの闘いの中に極端に多い投球数になったり、連投になったりで選手の健康が害されるだけでなく、肩や肘の故障につながり野球選手としてだけでなく、人生をも変えてしまう可能性があることを問題視されているのだと思います。

もちろんそういったリスクも存在しますが、私が思うに目の前にある「投球数」にだけスポットをあてても故障は減らないと思います。私の個人的なFacebookにも投稿していますが、何故?野球選手は肩や肘の障害が起こりやすいのか?から考えて、その根本から改善に取り組んでいかなくては何も変わらないのです。

根本の改善とは「姿勢を整える」ということです。人間は重力のある地球上で生活しています。その中でスポーツを行うということは、体にかかる負担が日常生活より大きくなるということです。そういう環境の中で投げたり打ったり走ったり等を繰り返すと、体のバランスは当然崩れやすくなるわけです。

バランスの崩れている状態(姿勢が崩れている状態)で投げ続けるから、関節等に負担がかかり機能的に障害を起こし痛みが発生してしまうのです。体にかかるあらゆる負担から、筋疲労を起こし正常な働きができなくなることで代償運動を起こす。この代償運動を起こし続けることでさらに筋や腱に負担が大きくなり、関節に問題が発生してしまうということなのです。

ということは、常に姿勢を整えていられる状態を保つことができるのであれば、故障のリスクは相当回避することができるということですよね。そのために「東洋医学」が必要となってくるわけです。スポーツの現場では、東洋医学特に鍼治療が多くのシーンで有効であるということを、以前お話させていただいたかと思います。

スポーツの現場では練習やトレーニング、試合などを繰り返して行います。当然疲労が蓄積していきますから、先ずは回復し易い体の環境を作ってあげることが大切です。筋疲労を起こしている部位、関節の可動域が狭まってきている部位、柔軟性が低下している部位、等を考え状態を確認しながら全身的に鍼治療を行い整えていきます。

回復のために必要な血流が低下しているならば、鍼治療だけでなく灸治療も併用して行っていきます。こうして姿勢を整えていけば、人間の体は回復が促進されていきます。姿勢が整っている中で、それを維持するためにトレーニングを行っていきます。その姿勢と筋力が維持されている中で動作を含めた技術力を向上させていけば、正しい体の使い方や関節に負担なく動作することが可能になってくるわけです。

こういう部分を常に追いかけて、体の状態をチェックしていてそれで投球数を制限していけば、本当にケガのない故障の少ない環境が出来上がるのです。難しいことではありません。高校野球だけでなく、色々なスポーツの現場で「姿勢」に注目していけば良いだけの話です。但し、姿勢の維持と身体的成長、技術力向上を幅広い範囲で確認できて対応できる指導者がいなくてはならないということが、これからの問題点となるでしょう。

本題に戻りますが、スポーツの現場では「東洋医学」を駆使して、選手たちの健康管理に大いに役立つことができるのです。ということを覚えておいてください。私の夢は、ただ単に母校が甲子園に行くということだけでなく、全選手がケガや故障をせず二年半しかない高校野球生活で納得できるまでプレーできるようにすることが一番の願い(夢)なのです。
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