深澤先生のブログ「夢に向かって#5」を更新しました!

2019年08月26日(月)

2019年の夏は、長い梅雨の天気の後でそれまで溜まっていた鬱憤を晴らすかのように、一気に暑さ全開になっています。今、激しい蝉の鳴き声をBGMにしてこのブログを書いているところです。

私の夢に向かうことの99%は「野球」絡みです。自分自身の人生の中において、というより野球に関わる人生の中で「優勝」という言葉に縁がなかったのは、高校野球だけです。自分がプレーする、しないに関わらず小学3年から始めた少年野球では、茅ケ崎市の夏の大会や地域のリーグ戦で何度か優勝を経験しました。

中学生では、茅ケ崎市の大会、湘南ブロック大会で優勝し神奈川県大会ではベスト4まで進出しました。大学野球では首都大学リーグの2部リーグでしたが、優勝して大学の11年振り1部昇格に貢献しました。

そして、トレーナーとしてプロ野球ヤクルトスワローズでは在籍8年で4度のリーグ優勝、3度の日本一を経験させていただきました。メジャーリーグロサンゼルスドジャースでは、地区優勝してプレーオフ進出まで経験させていただきました。

こう振り返ってみて、唯一優勝に縁がなかったのが「相洋高校」時代の高校野球だけなのです。「だからこそ」ということで、今は残された忘れ物である高校野球の優勝という夢を追いかけさせてもらっています。5年前から母校「相洋高校」の野球部に関わりを持たせていただき、トレーニングと治療を担当させてもらっています。

しかしながら、まだまだその夢を掴むのは遠い道のりのようです。過去5年の間には何度かチャンスをもらえた時期もありましたが、神奈川の壁は高く険しいものです。神奈川にはたくさんの壁が聳え立っていますが、中でも東海大相模、横浜高校の2強の牙城を崩すのは容易ではありません。だからこそ余計に燃えるものはあるのですが!

2019年の第101回全国高等学校野球選手権・神奈川大会では、第2シードで出場し必死に食い下がってくるライバルたちを撃破して、夢への越えなくてはならない壁である準々決勝「東海大相模」戦に挑みました。結果は5対2で敗戦・・・選手たちは良く頑張ってくれましたが、難敵は一枚も二枚も上で、点差以上に力の差を見せつけられてしまいました。

本当に悔しい思いをしてしまいましたが、逆にこの壁を越えるためのヒントをもらえたように思います。結局今年の大会は、東海大相模が圧倒的な力を見せつけ神奈川代表となりました。今は素直に「おめでとう」と「甲子園でもその強さを見せてくれ」ということが言えます。それにしても、この強敵を倒すのは簡単なことではありません。良く「同じ高校生がプレーしてるんだから、気後れすることはないぞ!自分の力を思う存分発揮してみろ」と言われますが、いやいや・・・同じ高校生とは思えないほど体格も体力も技術も違います。

課題は明確になったものの、どう対処していくべきなのか?非常に悩むところです。そもそも私が母校との関りを持とうと思ったのは、私の夢である高校野球での優勝ということだけでなく、少しでも多くの選手がケガや故障に悩ませられることなく健康管理を徹底して思い切り高校野球をプレーしてもらいたいという想いがあったからです。
まだ成長過程の高校生たちが、骨格・筋力のバランスが取れず無理な練習やトレーニングで壊れてしまうことを防ぎたかったのです。成長過程を重視しながら、個々の状態や状況に合わせて体力や筋力の向上を促し技術の成長に結びつけて欲しい。そして不調が確認されたら直ぐに、鍼灸治療やスポーツマッサージを駆使して早期回復を目指すことが必要だと感じていたからです。

そういう観点からこの5年間の高校生たちを診させてもらってきた中で、ようやくフィジカルとメディカルがかみ合い野球というパフォーマンスに繋がってきはじめたのが今年のチームだったのです。残念ながらベスト8には入れたものの、念願の優勝まであと3つ勝つことが必要な状況で終わってしまいました。

ある程度の手応えは感じられたものの、確信の持てる状況にはなっていないのが現実です。それでも100%を目指して私も一緒に成長・進化していかなくてはなりません。ここからが本当の意味での勝負どころになってくると思います。引き続きメディカルの分野で高校生たちのコンディションを確立させて、フィジカルの分野でパフォーマンスの向上へと繋いでいくよう努力していきます!

ただ勝つだけでなく「相洋高校の選手たちはケガや故障が少ないよね」と言われるチーム育成に貢献していきたいと思っています。それが私の未だ置き忘れている夢を手に入れることになるのですから!


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