湘南医療福祉専門学校

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深澤先生のブログ「先ず、やってみよう#9」を更新しました!

2018年も残すところ一か月となりました。皆さんにとっての2018年は、どのような一年だったのでしょうか?私にとっては、今年というよりもここ数年変わらずに激動の一年になっているように思います・・・天候自体も激動の一年でしたが・・・

野球界においても一昔前は、シーズンが終わり秋季キャンプが終わるとオフシーズンに突入し、翌年2月の春季キャンプまでは自主トレ期間となっていましたが、最近は秋季キャンプが終わっても若手たちは温暖な国で行われているウインターリーグに参加して、まだまだ野球シーズンを継続していくようになりました。

プエルトリコ・ドミニカ・台湾・オーストラリア等で本格的に行われているリーグで、結果を出し翌年にメジャーリーグで活躍できるよう腕を磨くのです。参加資格としては、いくつかの方法があるようですが、基本的にはそのチームと契約をしてお給料も発生するシステムになっています。

だからこそ参加選手は皆真剣で、良い結果を出せなかった選手はシーズン途中でも契約打ち切りになることもあります。私がドジャース在籍時にドミニカのウインターリーグに参加した若手メジャーリーガーが、結果を残せず3日で解雇されたということがありました。

侮るなかれ!ウインターリーグです。そういう観点からみると、最近日本のプロ野球選手がウインターリーグに参加することが増えたもののまだまだ参加する目的や意気込みが甘いように思われます。厳しいことを言うようですが、海外の選手たちは死活問題としてとらえ己のスキル・レベルアップのために必死にプレーしていますが、日本人選手たちは所属チームのバックアップ体制が整っている中で経験として参加しているのではないでしょうか?

もちろん中には翌年以降のレギュラー定着を目指し、必死に努力している選手もいるでしょう。それぞれに目的・目標が異なるので、全てが良くないとは言いません。しかし、プロとして食べていくために必死になる人とダメでも翌年に母国チームで生活が保障されている人とでは、当然差が開いていくと思います。

我々は東洋医学の従事者として、プロ野球の選手ではないものの職業としては同じプロというカテゴリーの中で活動しています。さらに言うと「人様」の体を触らせていただき、施術する仕事である以上「責任」という部分ではプロ野球選手たちよりもシビアな世界にいるのです。自分だけの責任と人様も含めた責任では、我々東洋医学の従事者の方が、厳しいのは明白です。

そんな大変な仕事だからこそ、常に必死に前を向いて活動していかなくてはならないのです。そのための最低条件として、人を納得させることができるだけの知識・技術を身に付けておく必要があります。この最低条件を満たして、人のために一生懸命になれるかどうか?が大事で、本気で人のために努力できる施術者は本物の信頼と信用を勝ち取ることができるのだと私は思います。

知識・技術は優秀でも自分のことしか考えず、人のために一生懸命になれない東洋医学の従事者を何人も見てきました。でもそれは私の心の教材にさせてもらっています。自分は絶対に自分本位にならないように、常に人のために自分はどうあるべきか?を考え常にもっと良い方法を考えて活動しています。

ここにこういうことを書くのも、実は自分への戒めのためなのです!絶対に忘れないで実践し続けていくためにです!

世の中には色々な分野で活躍されている方々がいらっしゃいます。その誰を見ても、本当に活躍されている人は「常に初心を忘れていない」「常に人を思って行動している」こんな人たちです。一時的に活躍できても、継続できていない人のほとんどは「自分本位」「人を思わない」そんな人です。

どちらが良いか?考えなくてもわかるはずです。そしてこれは知識でも技術でもないので、誰にでもできることです。「意識」する意思があれば、誰にでもできることです。私にだってできることなのですから、能力の高い皆さんなら必ずできることです。人間「これで良い」と思ったら成長は止まります。私達には計り知れない能力があるのですから、その能力を最大限に引き出して活用しなくては勿体ないですよね!

そのためにも常に奢ることなく初心を思い出し、ひたすらやってみる!の根性でこれからも活動し続けていきます!

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