深澤先生のブログ「先ず、やってみよう#8」を更新しました!

2018年11月27日(火)

2018年も11月に入り。概ね私の大好きな野球のシーズンが終わろうとしています。日本プロ野球の各球団は、来季を見据え若手の育成と戦力の底上げを行う秋季キャンプを行い2018年を締めくくろうとしています。

先日、日本では「日本シリーズ」が行われ福岡ソフトバンクホークスが広島東洋カープに圧倒的な力を見せつけて日本チャンピオンに輝きました。一方海の向こうでも「ワールドシリーズ」が行われ、これもボストンレッドソックスがロサンゼルスドジャースにやはり圧倒的な力を見せつけてワールドチャンピオンに輝きました。

日米ともに同じような展開で投手力に優れチームワークとしての機能を発揮したチームが勝利を勝ち取ったと感じています。今ここで野球評論をするわけではありませんが、広島カープはチームの特色である機動力が軸であるのに、その足を封じ込められ攻撃が全く機能できませんでした。

ドジャースはタレント揃いのパワー野球でホームランなどの長打を連発してリーグ優勝を勝ち取りましたが、ワールドシリーズではレッドソックスの強力投手陣に打撃を完全に封じ込められ手も足も出ない状況で叩きのめされました。

なぜこのような結果になったのか?細かく分析すると書ききれなくなってしまうので、要点だけにまとめると「やるべきことを正確に行ったチームが勝った」ということになるのでしょう。個々の力を比べた場合大きな差はなくても、やるべきことをやらせまいとする相手がいる中で正確に行うことができるかどうか?が重要なわけで、それができるかどうか?は日々の取り組む姿勢や技術習得・向上の努力を怠らず継続していたかということになります。

プロフェッショナルな世界でも、普段取り組んでいないことを試合だけやってできるなんてことはありません。常に先を見据えて己の向上のために貪欲に努力を継続しなくてはならないのです。日米二つのシリーズでは、このような差が結果として出てきたのではないでしょうか。
野球好きなので先ずは野球の話から入りましたが、今回の本題としては「我々東洋医学」の世界でも同じことが言えるということです。日々患者様や選手たちのためにできることを正確に行う技量を身に付けているか?色々な症状や外傷・障害がある中で、その時々に適した知識と技術力を正確に提供できているのか? 
  
色々なハプニングに備えて準備を怠っていないか?こういう積み重ねが結果を生み出してくれるのです。知識だけでは答えは出ません。何せ私たちが対応するのは人間で、人間は千差万別です。人間は皆、性別も体格も性格も筋の質も違います。似たようなことはあっても同じことはないのです。 
 
そういう人たちを相手にする我々東洋医学の従事者は、そのどれにでも対応する知識と技術が必要なのです。私にも経験がありますが、日本のプロ野球選手たちに鍼治療を行ってきて結果が出せる治療も多くありました。しかし、その経験を踏まえてメジャーリーグの選手たちに対し同じように鍼治療を行っても結果が出なかったことが多くあったのです。

何故結果が出せないのか?悩んだ時期もありました。そこで出てきた答えが日本人とアメリカ人、ドミニカ人、プエルトリコ人等などとは骨格も体格も性格も違う!ということだったのです。そこを踏まえて治療にあたらないと答えが出ないということに気づかされました。私は鍼治療の技術さえ提供できれば答えは出せるとうぬぼれていたんですね。

そうではなく、鍼治療の正確な技術を身に付けてさらに相手にとって有効な手段を見つけ出して提供しなくてはならなかったんですね。その時にどんな状況・状態でも答えが出せる知識と技術を日々磨いていなければならないということなのです。そうすれば、たとえどんな難敵(難敵と表現して良いのか?わかりませんが)にも対応できて結果が出せるのです。

野球と我々の仕事を無理矢理リンクさせましたが(笑)私たち東洋医学の従事者は、常に怠ることなく日々努力を継続し疑問を持って貪欲により多くを吸収することが大切だと思います。そのために色々なことに当たって砕けろの精神でチャレンジして、自分自身を高めていくことが必要なんだと思います。

皆さんは、まだまだ大きな壁を迎えたことがないと思いますが、これから必ずその大きな壁を迎える日がくるでしょう。でもその時に壁を越えることができるかどうか?は、今からの研究心と努力がカギを握っています!今のうちにより多くを吸収して、どんな状況にも慌てることなく対応できるように頑張ってくださいね!


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