深澤先生のブログ「先ず、やってみよう!#6」を更新しました

2018年09月25日(火)

第100回夏の全国高校野球選手権大会も大阪桐蔭高校の史上初となる二度目の春夏連覇で幕が閉じました。今大会は記念大会ということもあり出場校数も多く、一回戦から決勝まで非常に白熱した試合が続き見ていた私たちにも選手たちの気持ちが入り込んでくるように感じました。

やっぱり高校野球は良いですね!そして、毎年のことですが夏の甲子園が終わるとプロ野球やメジャーリーグのシーズンもあと僅かとなり、だんだん私のテンションも下がってきます。。。

さて本題ですが、最近私が診させていただいている人たちの中で肩関節の障害が多くなっているように感じます。プロのアスリートから一般の運動をあまり行わない人たちまで含めて、非常に多くその訴えを聞きます。

肩関節の障害と一言で言っても幅広いのですが、いわゆる肩こり症状から四十肩・五十肩、腱板損傷まで色々見かけます。私は元々野球を専門としているので、ある程度肩関節の障害には自信があります。

今日は、そんな肩関節障害(肩こりも含めて)に対するアプローチの基本的な考え方を一部紹介させていただきます。一言で肩が痛いと言っても、その根本がどこにあるのか?を特定できないと意味がありません。皆さんは「肩が痛い」と言われた時、どの部位をイメージしますか?

症状によって異なるサインが体の表面で示されるわけですから、当然色々な想像を持って臨まなくてはなりません。例えば肩こりからくる痛みは、頸部の胸鎖乳突筋や肩上部にあたる僧帽筋などで、四十肩・五十肩であれば三角筋の正中上部や腋窩、はたまた肩関節の内部など、腱板損傷であれば棘上筋・棘下筋・小円筋などで(肩甲下筋はまれなケースなので非常に少ないです)、このように肩と言っても非常に幅広くなってしまうのです。

この痛みの出現部位を特定すること、痛みの種類を知ること(鋭い痛みか?鈍痛か?など)、どのような動作で痛むのか?安静時でも痛むのか?筋肉の出力はあるのか?放散痛はあるのか?といった情報を引き出すことが重要です。他にも、その人のバックグランドや生活環境、日常の習慣なども必要です。

これらを総合して、ある程度痛みの原因を特定していきます。おおよその目処がついたらその原因として考えられる姿勢に重点をおいていきます。なぜなら、肩に限らず痛みの根本的な原因は姿勢にあるからです!今日テーマに挙げている「肩関節の障害」もそのほとんどが、姿勢の悪化から起きているケースが多いのです。骨盤の歪みや強い前傾・後傾は脊柱の
S字にも大きく影響します。 


強いS字曲線は、重力の影響をまともに受けて腰部・背部・肩甲間部・頸部に負担をかけます。そして肩関節のポジションも大きくズレて、いわゆる肩関節の前方突出を引き起こします。これにより骨格筋も本来の働きを失うばかりでなく、負担の大きくなった作業を強いられることになるわけです。

結果、凝りや筋損傷などを起こして痛みを出現させてしまうのです。つまり考え方のひとつとして、姿勢の矯正ができれば肩関節の痛みに対しても軽減や消失が期待できるというわけです。このようなことを踏まえて、肩関節の障害に対しても先ずは骨盤のアプローチから始めて、脊柱を整え、最終的に痛みの出現している肩関節周囲に目を向けていけば改善しやすいということになります。

私は常にこれを頭に入れて施術しています。肩関節周囲に対しては、肩甲骨の動きに注目してアプローチします。この時にはさらに肩甲挙筋・菱形筋にも目を向けていきます。そうすることにより、背部の過緊張を取り除き肩甲上腕リズムも整い肩関節が正しいポジションに収まるようになるからです。

これらが総合的にうまくアプローチできれば、肩こりや、筋肉の障害、組織の障害も改善しやすくなるのです。さあ皆さん!このような診方で、肩関節の障害にアプローチしてみてください!そうすればきっと良い結果が見えてくるはずです。

えっ?もうやってるけど結果がでない?・・・

それは申し訳ないけど、結果が伴うまでにはもっともっと腕を磨くことが必要ですよ(笑)教科書通りに施術してれば必ず答えが出るわけではありません。このような考え方で物事をみて、アプローチすることと同時にたくさんの失敗を経験して成功に結び付ける努力は絶対に必要です。

そのために「先ず、やってみよう」の精神で、より多くの経験を積んでください!失敗は成功の基です!
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