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2023.04.25
深澤ブログ
深澤英之トレーナーお悩み解決サロン#1
このブログは2023年4月に更新されたものです。
皆さん、こんにちは!株式会社ルートヴィガー代表の深澤英之です。
4月になりました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生の皆さん、進級おめでとうございます。これから皆さんは「東洋医学」の道を進んでいくわけです。学校では、そのための知識や技術をしっかり身に付け、将来に備えてください!!
この新年度からは今までの形式とは異なり、皆さんからの色々な悩みやわからないことを含めて質問を出していただき、その質問に答えていこうという企画になりました。私の経験の中精一杯、本音でお答えしていきます。皆さんもどしどし質問を投げかけてください!
では、新企画最初の質問です。
Q1 「学生時代に特にやっておいた方が良いことはなんですか?」
A: はい!学生時代にやっておくべきことは、とにかく基本的な知識・技術を徹底して身につけるということです。将来実際の現場に出て活動するためには、患者さんたちからの信頼を得ることが重要ですから、その信頼を得るために必要な要素として「確かな知識」「確かな技術」が大前提になるからです。もちろん、人から信頼される「人間性」も大事ですが患者さんは自分の痛みや苦しみ、辛さを理解して解消して欲しいと願ってこられるわけですから、その原因を突き止め理解して改善させられる知識や技術があれば、どのようなことにも丁寧に真摯に対応できます。
先ずは徹底的に「知識や技術を吸収して身に付ける時間にしてください。」その中でも特に「基本知識・基本技術」を習得してください!
Q2「勉強のモチベーションを保つ方法を知りたい」
A: 私は学生時代に野球ばかりやっていたので、あまり勉強してこなかったのですが、専門学校では将来「プロ野球のトレーナーになる」という目標を持って入学したので、その目標達成のために勉強を頑張れました。専門学校では、特にこの東洋医学の従事者としてのライセンスを取得するということが可能になるわけで、このライセンスでお金を稼ぐことができるようになるわけです。厳しい言い方になってしまいますが、専門学校で学ぶ以上「将来の自分のために」という明確な目標を持つこと以外モチベーションを保つことは難しいのではないでしょうか?
私は会社のスタッフたちにも良く言いますが、このライセンスを持っている以上皆はトレーナーとして、治療家として、施術者として「もうプロなんです」だから「プロとして仕事をして、その仕事の対価としてお金を稼いでください」と。皆さんはこのプロを目指しているのですから、モチベーション云々の前に「やるしかない」「やらねばならない」ということなのです。プロとして活躍できるようしっかり学んでください。
Q3 「就活で気をつけた方が良いこと、質問した方が良いことは何ですか?」
A: ライセンスを取得後、自分の活躍するステージを考えると大きく分けて
①独立開業する。
②治療院または関連施設等に就職する。という二つが考えられます。
今回の質問では、就活の際ということなので後者を見据えてということになりますね。最初に考えることとして「自分はどのような分野で働きたいのか?」ということを明確にする必要があります。就活に入る前に「自分の進むべき道」を明確にしてください。鍼灸院で働きたいのか?整骨院等で働きたいのか?トレーナー活動している会社で働きたいのか?それともスポーツ関連施設やチーム等で働きたいのか?他にも色々あると思いますが、先ずは「自分がどのような環境で働きたいのか?」を明確にすることから始めましょう。そこが明確になったら、後は治療院等への見学や面接でも常にということになりますが「みだしなみ」「元気さ」「ハキハキとした行動や会話」が重要です。
就活にしても面接にしても「自分が採用する側だったら、どのような人を欲するか?」を考えると理解しやすいと思います。どのようなシーンでも人間が最初に感じる情報は「ビジュアル」です。清潔で明るい印象を与えられる服装・みだしなみ・振る舞いでおおよそ、その人の印象が根付いてしまいます。次が聴覚からくる情報です。会話を
する時にはお腹に力を入れてからしゃべってください。内容が正しいとか間違っているということよりも、相手の目をみて自分の言いたいことを明確に伝えるということが重要なのです。わからないことは恥ずかしがらずしっかりと「わかりません、調べておきます」くらいで良いのです。「質問した方がいいこと」ということは特にありません。それよりも上記に示したように、自分のことをしっかり見てもらえる行動・言動を身に付けてください。これらは就活や面接だけでなく、その後の仕事においても重要な要素です。患者さんから信頼を得られるようにするためにも上記のことができていると尚良いですね!
以上が今回のQ&Aでした。満足いく答えにならないこともあるかもしれませんが、私としてはお世辞を言うつもりはありませんので、トレーナーとしての現場での経験や会社の経営者として素直に感じてきたこと思っていること、皆さんに理解してもらいたいことという部分で常に本音で対応させていただきます。どうぞこれから一年間、よろしくお願い致します。