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深澤英之トレーナーお悩み解決サロン #8

深澤英之トレーナーお悩み解決サロン #8

皆さん、こんにちは!ルートヴィガーの深澤です。まだまだ天候が不安定で、体調を整えることが難しい日が続いています。皆さんは、コンディションの維持が上手くできていますか?私は、扁桃腺持ちなので、このような季節の変わり目でのコンディション維持に四苦八苦しています。それでも、基本的に大事なことは「運動・栄養補給・睡眠(休養)」ということに変わりありません。

このような規則正しい生活が送れるように、日々努力していくしかないですね!社会に出ると難しいことですが、これも自分の意志でルーティンを確立してしまえば、おおよそ上手く生活できると思います。時間がないからこそ、しっかりスケジュール立ててタイムマネジメントしていきましょう!さて、今日の本題に入ります。

Q: 患者様に安心して治療を受けてもらうために、必要なことは何ですか?(現在勉強も頑張っていますが、頭でっかちにならないようにしたいと思っています。)

A: 私自身が常に気をつけていることは「相手の気持ち・想い」を理解しようとすることです。患者様は自分の不調に対して、少しでも早く回復させたいという思いを持って来院されます。その患者様の想いに応えるためには、施術者の自分本意の治療で対処しているようでは、なかなかその効果を発揮できないばかりか、患者様から信用・信頼を得ることはできません。

そこで、患者様の訴えを問診・視診・触診などを踏まえて、本質はどこにあるのか?何故そのような状態なのか?を考えて、現状の把握とその原因・要因の推察から、どのような治療方針を立てどのように治療していく必要があるのか?を患者様が納得するまでコミュニケーションを取り続けます。その中には、リスクの可能性や今後考えられる体の反応や状態も説明していきます。つまり、得られた情報からゴール設定し逆算して、どれくらいの期間でどのような治療が必要か?ということを明確に伝えてから取り組むことが重要だと考えています。

しかし、立てたスケジュール通りに進まないこともあります。それでも、その原因を追究して変化することも必要ですし、変化させることも明確に伝えます。このように、患者様自身が、今が起こっていて何をされているのか?ということを理解できる環境・状況を明確にすることで、患者様自身の安心につながるわけです。皆さんも、自分自身が患者様の気持ちになって、治療を受ける時にどのようにされたら安心・信用・信頼できるか?を考えるとわかりやすいのではないでしょうか?
いくら手技が上手でも、何をされているのかわからない治療を受けるより、何をされていて、どのようになっていくのか?ということが理解しやすい治療の方が安心できますよね!だからこそ、相手の気持ち・想いを理解することが一番大事なのです!我々の仕事は他人に対して一生懸命努力する仕事です。その一生懸命が自分本意ではなく、相手を想った一生懸命であるべきですよね!



Q: 他の医療職との連携時に必要となる知識は、どのように勉強すれば良いですか?(例えば、学生の現状では関連しそうなPTや整形外科の本を読んだりしていますが、内容が難しく感じています。)

A: 我々トレーナーの仕事においては、もちろんドクターやPTとの連携は不可欠です。そのような環境に置かれている以上、ある程度の専門知識を得ておくことも大切ですね。しかし、先ず我々がやるべきことは、トレーナーや治療家の分野での専門知識・技術を身に付けることが一番重要です。連携するということは、決して同じことをするということではありません。私がいつもお世話になっている整形外科のドクターともよく話をしますが、お互いに「餅は餅屋」という意識を忘れずお互いをリスペクトしています。

つまり、連携時に伝えるべき内容は決して相手の分野やレベルで伝えることではなく、自分の分野で行っていること起きていることを丁寧に伝えるということができれば十分なのです。私の仕事はPTでも整形外科のドクターでもありません。トレーナーなのです!だから、トレーナーの分野で現状を明確に丁寧に伝えることが、本当に重要なことなのです。もちろん、自分に余力があり予備知識としてPTや整形外科の知識を得ておくことができるのであれば、それは知識的に自分の武器や引き出しの多さにはつながりますから、勉強しておくこと自体は大切なことだとは思います。


先ず皆さんに取り組んで頂きたいことは、自分の専門分野の正しい知識と技術を身に付ける、極めるということに集中して欲しいと願います。そしてより多くの現場を経験していく中でPTや整形外科の知識もいつの間にか同時進行で得られるようにもなっていきます。PTや整形外科の医学書を読むこと自体は悪いことではありません。直ぐに理解できなくても、それはどんどん読み続けてください。あとは自分の現場での仕事量を増やすこと、そしてPTや整形外科のドクターの現場に出向いて実際に目の前で勉強させてもらうという行動が必要です。

このような勉強を続けていくことで、そのうち理解できると思います。但し、PTや整形外科の知識だけを吸収しようとするのではなく、自分のトレーナーの仕事に紐づけるリンクさせて考える勉強をしなくては意味がありませんよね。あくまでも自分の専門分野の知識・技術を身に付けるということが一番でなくてはならないのです。私自身もお世話になっているドクターから、お勧めの医学書を教えて頂き一つの本を理解できるようになるまで、何度も何度も読み直しています。おかげで今は本がもうボロボロです。それでも、その医学書をそのまま使うということではなく、自分の仕事に直結している内容、関わりが強いと思われる内容を抜き出し現状の仕事に役立てています。

そのような使い方ができると、連携する時にお互いの意思疎通がより深まり、これもお互いの信用・信頼につながっていきます。そこにはお互いをリスペクトするということが加わっているからです。実際に私が現在診させてもらっているスポーツ選手を、そのお世話になっているドクターに診てもらえるよう連携しています。その時も私の分野での伝達をさせてもらい、その中からドクターの見立てとリンクさせながら治療方針を立て、リハビリやストレングスのスケジュールを経て現場復帰できるプランで進めています。

こうした連携が明確にお互いに伝わり続けることで、もう何人ものケガをしたスポーツ選手を現場復帰させています。我々にとって知識は重要な要素ですが、他の仕事の知識まで踏み込まなくても良いのです。あくまでもドクターにはドクターの仕事、PTにはPTの仕事、トレーナーにはトレーナーの仕事があるのだということです。勉強するなら、自分の専門分野でのスペシャリストを目指して欲しいと思います。


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