深澤先生のブログ「先ず、やってみよう!#1」を更新しました!

2018年04月22日(日)

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!皆さんは、これから三年間「東洋医学」というものについて学びます。

世の中の「医学」と名の付くものは、大きく分けて「西洋医学」と「東洋医学」に二分されます。「西洋医学」はご存知のように、いわゆる「お医者さん」という人たちが解剖学や生理学などの医学的知識の他に外科的な手術という技術や内科的な投薬という薬学の研究と知識により具合の悪い人に対して対処的な療法を用い治癒に向かわせる医学です。(あくまでも大雑把な捉え方なので細かくは突っ込まないでください!)

一方これから皆さんが学ぶ「東洋医学」は、西洋医学と同様に解剖学や生理学などの基礎的な知識の他に「陰陽」や「五行」といった、人間だけでなく地球という生命体からみたことを体に置き換えて具合の悪い部分に対して全身的に物事を考え対応し、鍼灸や按摩・マッサージ・指圧などの手技を用いて改善を促す医学です。またカテゴリーとしては「漢方」も含まれます。

これらを簡単に考えると「西洋医学」は、悪い部分を直接的に治療する方法で「東洋医学」は、悪い部分に対し全身的に診て間接的に改善させる治療方法だということです。

私が思うに、どちらにも良い点・悪い点が存在しますが、どちらにも有効な手段が多数あるということだと考えています。ここでは「東洋医学」を学ぶので、東洋医学に関する話が多くなりますが、私自身が経験してきたことから言うと両医学の視点から判断して対応・対処することが、一番患者様のためになることだと思います。

偉そうなことを言うなら、我々東洋医学の従事者は西洋医学を勉強して日々の治療に西洋医学的な考えや診方を取り入れることができます。しかし、西洋医学のドクターたちは東洋医学を取り入れて治療に向かうことが非常に少ないということが言えます。ただ、私が言いたいのはどちらの医学が偉い、凄いということではなく、患者様のために親身になって考え行動できるのは東洋医学の従事者たちの方がやりやすいということが言いたいのです。

東洋医学を考え自分の治療に取り組んでいるドクターも実際にはいらっしゃいます。私は将来このような西洋と東洋の融合がさらに発展して、より患者様のためになる仕事をしていきたいと思いますしそういうドクターや従事者たちが増えていって欲しいと願っています。

前置きがだいぶ長くなりましたが、今年度はこんなことを考えつつ東洋医学の従事者として患者様に向き合って施術を行っていくうえで必要なことを、私の「野球」というスポーツの現場で得た経験や知識をお話しさせていただきます。

そして今年度の題名は「先ず、やってみよう!」にさせていただきました。これは私の仕事をしていくうえでの信条としていることで、何をするにしても先ず結果を考えるのではなく、先ず行動する・アクションを起こすというところから始めるべきだという考えから出たタイトルです。

もちろん必要な知識を身に付ける努力を怠ってはいけません!最低限必要な知識や技術を身に付けたうえで、結果から考えるのではなく行動から考えるということが、人を成長させていくものだと確信しています。
自分の持ちうる知識・技術から目の前にある問題点に立ち向かう時、考えすぎず結果を求めすぎず「やってみる」「トライしてみる」という想いとアクションがとてもとても大事なのだということを皆さんにご理解いただけたらと思っています。但し、しつこいようですがあくまでも根拠のある行動力ということをお間違えないように!
  • 深澤ブログ
  • 個別見学