深澤先生のブログ「Think Blue #8」

2016年11月09日(水)

<深澤英之 先生>
城西大学野球部、女子駅伝部、陸上部トレーナー
ヤクルトスワローズ(現 東京ヤクルトスワローズ)一軍トレーナー兼リハビリ担当
ヤクルトスワローズ(現 東京ヤクルトスワローズ)二軍トレーナー、二軍トレーニングコーチ
ヤクルトスワローズ(現 東京ヤクルトスワローズ)一軍トレーナー兼リハビリ担当
ロサンゼルスドジャースアシスタントトレーナー
株式会社ルートヴィガー設立(広尾店、銀座店)
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突然ですが、今回は「日本の四季」について浅く(笑)考えてみたいと思います。日本の特色として「四季」という季節の移り変わりが挙げられます。
「春・夏・秋・冬」と一年の流れの中で、気候も環境も移り変わっていきます。

諸外国にも当然季節の移り変わりはあると思いますが、これほど明確に変わっていくのはどうでしょう?
日本だけなのかな?って思います。

最近は「地球温暖化」の影響を受けて、日本の気候にも大きな変化が出ているように感じますが、それでも季節によって大きく変化していくことは変わりないと思います。

何故「四季」の話をしたのか?というと、先日私が診させていただいている患者様から「天候によって体調が変わる」という話が、色々と発展していき「体調は四季によって大きな影響を受けている」というようなディスカッションがなされたことがきっかけです。

単純なところで考えると、春先の寒いところから徐々に暖かくなっていく時期には、体温調節機能の働きが活発になり体力を消耗しやすくなります。
暑い夏から秋にかけては、湿度が高い時期に自律神経の負担とともに循環に影響を受けやすく、涼しさと寒さに変化する時にもその対応に疲労感を感じやすくなってしまいます。
そして寒い冬に入ると空気は乾燥し粘膜に負担がかかり免疫機能が低下しやすくなります。

サクッと考えただけでもこのように、身体にかかる負担は大きいと言えるのではないでしょうか?
人間の体は馴化する能力を持っているので、このような環境が続いても対応することはできますが、ある一定の期間毎にこれだけ変化すると対応力を総動員させなくてはならない分、色々な障害が起きやすくなるのではないかと考えます。

こんなことを考えていると、我々の東洋医学的な施術にも「季節毎に対する変化」が必要だと思いませんか?
元々人間の体は、その時の状況や環境によって変化しますから、一人の患者様を長期間診させていただいても、いつも同じ施術にはなりません。

ここに「季節によっての施術対応テクニック」を付け加えるとさらに効果が出やすくなるのではないか?と私は思います。
くだらない話ですが、私が学生野球をプレーしていた頃のことを思い起こしてみても、気温も湿度も高くなる夏頃には使用するバットの重さを軽くしたり、若干短めのものにしたり、日常のバット(木製)の保管を乾燥できる状況にしたり、スパイクも軽めのものに変えたりしていました。春や秋には少し重めで硬い木で作られているバットを使用していました。  

こんな些細なことでも、プレーに影響していたことを実感していたことを思い出したのです。
これと施術では違う部分もありますが、それでも人間の体調の変化というものには気づきを持って施術にあたらなくてはならないので、アプローチやテクニック、そして考え方にも変化が必要だと思います。

陰陽・五行でのアプローチも、おそらくこういうことを伝えたかったのではないでしょうか?
ただ単に身体の状態を診て陰陽・五行で考えるのではなく、季節や状況・環境までも当てはめて考え対応する方法が東洋医学なのだと思います。

そんなの当たり前だろ!とお叱りを受けるかもしれませんが、私がスポーツの世界で経験してきてしまった分、施術に対する考えが対処療法的になっていたことを痛感し、反省しています。
もちろん西洋医学の考えによって対応を考える方法も、実践的であると思っていますが、ここに東洋医学の根本で考えアプローチできたら、さらに良い結果が出やすくなるのではないでしょうか?  

まだまだ浅い考えの「季節に対する対応」ですが、これからもっと情報を集めて勉強してたくさんの患者様が元気になってくれたら嬉しく思います。それにしても「東洋医学って、奥が深いな~」って思います。今更ですが・・・(笑)

皆さんも興味があったら「季節によっての施術方法」みたいなものを考えてみてください!
そして良い方法を思いついたら教えてくださいね!
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